「過去に戻らず、新しい自分へ」湯浅投手の言葉に学ぶ、再起と進化の力
こんにちは!
パフォーマンス最大化コーチの佐野雅俊です。
プロ野球・阪神タイガースの湯浅京己投手が、
いま絶好調です!

6月1日の広島戦では7回に登板し、
見事な好リリーフ。
今季初登板からの連続無失点を
14試合に伸ばしました。
湯浅投手は、国指定の難病
「黄色靱帯骨化症」を患い、
昨年8月に手術を受けました。
普通なら復帰までに
かなりの時間がかかるところですが、
湯浅投手は驚異的なスピードで回復し、
以前にも増して力強い投球を見せています。
彼はこう語っています。
「良かったときに戻りたいとは一切思わない。新しい自分を作りたい」
この言葉には、過去にしがみつかず、
前を向いて進もうとする
強い意志が込められています。
そして私は、この言葉に深く共感しました。
なぜなら、身体の動きを整える
「ボディコントロール」が
まさにその本質だからです。
ボディコントロールとは、
ただ筋力を高めることではありません。
“自分の身体の状態を正確に感じ取り、
必要なときに必要な動きを
適切に引き出す力”
のことです。

この力が備わっていると、
日頃から身体の無理や違和感に
気づきやすくなり、
ケガの予防や早期発見につながります。
万が一ケガや病気をしても、
復帰への道のりが短くなりやすいのは、
この感覚と動きの精度があるからです。
湯浅投手のように、
手術や長期離脱を経験した選手でも、
軸となる身体の使い方や感覚が整っていれば、
回復後もスムーズに
“新しい自分” として再スタートが切れます。
私のスタジオでは、
アスリートの方々にこの
「動きの中で安定したバランス」
を身につけていただく
トレーニングを提供しています。
それは、パフォーマンスを
最大化するためであると同時に、
「未来のケガや不調に備える“身体の保険」
でもあるのです。
どんなに技術や体力があっても、
土台となるボディコントロールが不安定だと、
ふとした瞬間にパフォーマンスが崩れたり、
ケガにつながってしまうリスクがあります。
だからこそ、今のうちから
「身体と動きの関係性を整える」
ことがとても大切です。
湯浅投手のように、
困難を乗り越え、
より強くなった姿を目指したい。
そう思うすべてのアスリートの方に、
私は全力でサポートを
届けたいと思っています。
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、
社会人7年を経てプロ競技ダンサーデビュー。
翌年プロダンスインストラクター取得。
プロダンス講師22年で、
のべ3万人以上にダンスレッスンと
体の動かし方を指導。
ボディコントロールのキャリアを積む。
競技のレベルアップのため、
筋トレや様々なトレーニングを
複数のコーチから指導を受ける。
しかし動きとイメージに極度のズレが生じ、
スランプに陥る。
体を基礎から見直すため、
独学で解剖学を習得。
体のバランスと動きのメカニズムを
徹底的に研究。
自分で体をコントロールできる
運動方法を見つける。
試合本番でも瞬時にイメージ通りに動けることから、
「10秒で身体とイメージをつなげる
ボディコントロール」を
佐野美由紀と共に体系化した。
今後は同じ悩みで苦しむアスリートが、
全力で競技に挑めるように
サポートすることが目標。
JBDFプロダンスインストラクター。
趣味は大食い番組を観ること。
兵庫県神戸市に
共に現役生活を乗り越えた妻と2人暮らし。
